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演劇集団キャラメルボックスとは

1985年6月30日、早稲田大学の演劇サークル出身で脚本・演出家の成井豊を中心に創立。
「エンターテイメント・ファンタジー」「人が人を思う気持ち」を基調に、「家族でも観られるエンターテインメント演劇」を上演し続けている。代表作は、『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じゃないか』『また逢おうと竜馬は言った』『サンタクロースが歌ってくれた』など。中でも、SF作品の評価は高く、2011年には海外SFの名作である、ロバート・A・ハインライン『夏への扉』を世界初舞台化するに至る。

1990年には1公演の観客動員数が1万人、1993年には2万人を突破。1989年のオーディションで入団した上川隆也が1995年にNHKドラマ「大地の子」で主役に抜擢された。1997年には3万人を突破。

2004年、北村薫さんの小説「スキップ」を舞台化。以後、東野圭吾さん、伊坂幸太郎さん、辻村深月さんなどの小説を舞台化する路線も定着する。2015年の結成30周年には、ついに筒井康隆さんの『時をかける少女』を世界初舞台化を手掛ける。

2019年5月に上演した『ナツヤスミ語辞典』をもって劇団活動を休止したが、2021年12月に『サンタクロースが歌ってくれた』にて、活動を再開した。